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2018-06-21 | カテゴリ:ブログ

病は気から

「心身相関」という言葉をご存知でしょうか?

「心理と生理との作用・活動が相関関係にあること。
感情は身体にも適応する形で現れ、また
身体の疲労は心理的意識となって反映する」
【大辞泉より】

簡単に言うと、
「心とからだには“密接な”関係がある」という意味。
この“密接な” が大きなポイントとなってきます。

たとえば、人前で話をするとき。
簡単なスピーチをするだけなのに顔は真っ赤、鼓動が早くなり、
手には汗、昨夜から練習した原稿は頭からぶっ飛んで真っ白。
さらに混乱して声は引きつり、顔も引きつり。。。
「あぁ~、えぇ~~、うぅぅ~~~」

また、最近通院してくるようになった友人の話。
肩と背中に痛みがあり、仕事が忙しいと左腕が痺れて来ると訴えます。
痛すぎて気が滅入ってくるとも。
病院の検査では異常がなく、痛み止めを飲む毎日。
しかし、ゴルフ場では肩の痛みはまったく気にならず、
天気とスコアが良ければ、肩はすこぶる絶好調!
そう、プレー中は。。。
プレーが終わって翌日の仕事が頭をかすめると
「明日も忙しいなぁ」と気が沈んでいくのと同時に、
また肩と背中が痛んでくるというのです。

もし、心とからだがまったく別物でなんの関連性も相関性も
なければ、心が緊張しても声が震えることはないでしょうし、
ゴルフで楽しんでも肩の痛みは取れないでしょう。

心とからだに“密接な”関係があるからこそ心模様が
身体活動に大きな影響を与えます。

心がいい気分の時には、からだがいい感じになる。
からだがいい感じの時には、心がいい気分になる。

心がつらい時には、からだがつらくなる。
からだがつらい時には、心がつらくなる。

心がからだに影響を与え、からだが心に影響を与える。
先達たちは心身一如(精神と肉体は一体で区別できない)
という言葉も残しています。

心身の調和を取り戻し、健康的にいまを生きる。
これが「病は気から」の原点です。

サイモントン療法には、「病は気から」にアプローチし
心身の調和を取り戻して健康を回復、維持するために
大切な2つのポイントがあります。

まず、ひとつめは、
「私たちは本質的に健康な存在である」ということ。
自然治癒力といった言葉で表現される概念です。

なぜ「自然治癒力」というのでしょうか?
私たちが本来の調和のとれた自然体の自分でいることで、
本来備えている治癒力が生き生きと発揮されます。
逆に、不自然な状態の中で抑圧されていることは、
自然治癒力が発揮しにくい状況といえます。

大切なことは、自分自身の自然に帰ること。
本来の自分らしい自分に戻るということです。
自然治癒力も生き生きと発揮されます。
特別なことでも、奇抜なことでもありません。
心身の調和のとれた本来の自分に戻ることは
自分自身の自然(自分らしさ)に従うという、
きわめてシンプルな作業です。

逆に、無理や我慢をあまりにも長く続けてしまう
「不自然な、本来の自分自身ではない状態」では、
自然治癒力が生き生きと発揮できなくなってしまいます。

では、どうやって自分自身の自然に帰るのか?

ここで、ふたつ目の大切な事が登場します。
ふたつ目は、
「本来の自分に戻るために気を高める」ということ。
気とは自分自身の心身を動かすエネルギーです。
このエネルギーが枯渇してしまうと、
心も身体も動かなくなってしまいます。

忙しすぎる
我慢が続いている
がんばりすぎている
人間関係に問題を抱えている
仕事に、家庭に、学校に、身体に、、、

やらなければならないこと
解決しなければならないこと
考えなければならないこと

ホントはやりたくない、考えたくないことなのに
多くの意識と時間を費やして多大なエネルギーを
使ってしまっています。
休みもなく走り続けているような状態では
エネルギーはすぐに底をついてしまうでしょう。

失ってしまったエネルギーを補給しなければ、
心も身体も動かなくなってしまいます。
自分自身にエネルギーをチャージすることで気を高め、
自然治癒力を生き生きと発揮させるのです。
自動車が動くエネルギーがガソリンであるように、
あなたの心身を動かしているエネルギーは何でしょう?

家族や友人、パートナーと過ごす心地いい時間
趣味をしている時間
ペットとの時間
自然とのふれあい
美味しいものを食べている
ベッドの中で心地よく横たわる
温かいお風呂にゆっくりつかっている
信じているもの(こと)に思いを馳せる
仕事の充実感を得ている などなど

喜びや深い充足感、幸福感をもたらすこと、感謝できることを
「自分のエネルギーを高める大切な取り組み」と位置づけ、
意識的に取り組むことが私たちのエネルギーを高めてくれます。

ノーベル平和賞を受賞したダライラマ14世は
「人生の目的は幸福を体験すること」と言っています。
幸福とは目指すものではなく、日々体験するものであり、
日々の幸福感が豊かな人生を構築するというものです。

東洋医学ではもちろんのこと、ベーダ医療やヨガの経典など、
世界中にある古代から伝わるさまざまな教義でも同じことが
言われています。
私たちが幸福を感じている時、私たちは本来の姿に戻っています。

私たちは本質的に健康な存在ですが、それは喜びや
幸福感によって導かれ、もたらされるのです。

自分自身の健康的な本質に気づき、深い喜びと充足感、幸福感を
自分自身に与えることこそ、自然治癒力を生き生きと発揮させ、
豊かな人生を創造する大きなポイントとなります。
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