佐々木弘公式サイト

2017-02-15 | カテゴリ:イベント

「信じる者は救われる。。。の?」

 
こんにちは。
サイモントン療法認定トレーナーの佐々木弘です。
 
信じるものは救われる
鰯の頭も信心から
Miracles happen to those who believe in them.
(奇跡はそれを信じる人に起きる)
などなど。。。
 
「心が身体に影響を与え得る」
ということについては、
日本のみならず、世界各国の故事ことわざに散見されます。
 
我々鍼灸師の常套句「病は気から」
これも同様のニュアンスで用いられますね。
 
本来は薬効として効く成分のない
偽薬を投与したにもかかわらず、
病気が快方に向かったり、
治癒したりすることを、
「プラセボ(プラシーボ)効果」
いわゆる「偽薬効果」と呼びます。
 
プラセボ(Placebo)の語源は
ラテン語の「喜ばせる」に由来しているのだそうです。
 
【喜び効果】
 
どこかで聞いたようなフレーズですね。
 
このプラセボ効果を排除する目的で
RCT(Randomized Controlled Trial)
ランダム化比較試験が用いられます。
 
大雑把に説明すると、
片方のグループには本物の薬、
もう片方のグループには偽薬を投与。
薬を与える医療者、飲む被験者とも、
薬が本物なのか、偽物なのか
わからない状況で試験を実施。
「思い込み」を排除して
できるだけ正確な効果判定を
試みる方法な訳です。
 
裏を返せば、
「思い込みって効くんだ!」
を科学が裏付けている
という解釈もできるんですね。
 
2002年、
「ニューイングランド・ジャーナル
オブ・メディスン」に発表された
ベイラー医科大学の研究では、
重度の消耗性膝痛が評価されました。
 
患者を3つのグループに分け、
1つのグループでは
傷んだ膝の軟骨を削って削除。
 
2つ目のグループでは
膝関節を洗浄し、炎症の原因物質を除去。
 
この二つのグループには
膝関節の標準的な手術を実施。
 
3つ目のグループには、
「偽の」手術を実施しました。
 
標準的な手術と同じように
切開し、同じ手順を装い縫合。
実際には皮膚を切って
閉じただけの手術です。
 
術後のケアは、
3つのグループとも
同様のリハビリを行いました。
 
その結果、
標準的な手術を受けたグループと
「偽の」手術を受けたグループとの
治癒効果に差が見られなかったというのです。
 
ある患者は、
手術前には杖なしには歩けなかったのが、
「偽の」手術後には
孫とバスケットボールができるほどに回復しました。
 
この患者は、
「この世界では、できると考えたことは全て可能なんです。
あなたの心だって奇跡を起こすことができるのです」
と語っています。
 
プラセボに関する同様の
研究結果は、うつ病、パーキンソン、喘息など、
数多く報告されています。
 
プラセボ効果は
心が肯定的思考(希望や信頼)
によって人を健康にするという現象です。
 
しかし、同じ心が、
プラセボ効果とは逆に
否定的思考(絶望や不安)によって
健康を損なうこともあるのです。
 
これをノセボ効果と呼びます。
 
医師、クリフトン・ミーダーは、
1974年に診察した
サム・ロンドのことを忘れられないと言います。
 
ミーダー医師の診断では、
ロンドの食道がんは、
手の施しようがなく、
あとは死を待つばかり
というものだったそうです。
 
その後、
がんに対する治療が
施されましたが、
周囲(本人も?)の予想通り、
数週間後にロンドは亡くなります。
 
しかし、亡くなったロンドを
解剖してみると、驚くべき事実が判明します。
 
肝臓と肺に数カ所のがんが
確認されたのですが、
いずれも死に至るような
レベルのものではなく、
食道にはがんが一切見当たらなかったというのです。
 
ロンドはがんで死んだ
はずだったのですが、
死因はがんではなかったのです。
 
では、ロンドはなぜ死を迎えたのか?
自分が死ぬと【信じた】ために
死を迎えたのでしょうか?
 
ロンドの死はいまだに
ミーダー医師を悩ませています。
「私は、
彼ががんであると考えました。
彼は、自分ががんだと考えました。
周囲の人たちは皆、
彼ががんだと考えました。
私は彼から【希望】を奪ってしまったのでしょうか?」
 
私たちは何かを信じて生きています。
 
自分が望む結果を信じていると
希望や信頼感、自信が育まれます。
 
自分が望まない結果を信じていると
絶望感や不安感に苛まれます。
 
サイモントン療法では、
がんを癒すための心持ちとして
次の3つに信頼感を育む
ことを提唱しています。
 
1、がんは治り得る
2、治療は効果的に作用している
3、自身の治癒力は効果的に作用している
 
そして、希望とは
「可能性の隔たりに関わらず、
自分の得たい結果が得られると信じること」
 
病気に関していえば、
「病状や予後の確率に関わらず、
自分にとってより良い変化を
起こすことができると信じること」
 
「諦めず、自分自身に参加する」
 
この姿勢が病気の有無に関わらず、
これからの人生を生き生きと
喜びと生きがいを持って
幸福を体験しながら楽しんでいく
大きなポイントになるのではないでしょうか。
 
私たちには無限の可能性があります。
私たちには信じたいものを信じる
権利があります。
 
何を信じるかによって
これからの人生に大きな変化を
起こすことが可能になります。
 
カール・サイモントンは、
「病から回復するためには、
まず自分の健康や病気に、
自分自身がどのように
【参加】するかを考え、
実践(行動)することが大切である」
と説いています。
 
プラセボ効果は
【信念効果】と言い換えることができます。
 
どのような心持ち(信念)で
自分自身の人生に参加するのか?
大きなヒントとなりそうですね。
 
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【2日間セミナー開催のお知らせ】
久しぶりに東京都内でサイモントン療法
2日間セミナーを開催いたします。
皆さんとの楽しい学びの場にしたいと
考えています。
 
がん患者さん、ご家族に限らず、
ストレスケアにご興味のある一般の方、
患者さんのケアに関わる医療従事者ほか、
どなたでもご参加いただけます。
 
今回の会場は浅草寺のお隣。
スカイツリーもすぐそこです。
浅草周辺の観光も兼ねてどうぞ。
ご参加をお待ちしております。
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【サイモントン療法2日間セミナー】
日時:2017年2月25、26日(土日)
25日(土曜日):13:15-16:45 
26日(日曜日):9:15-16:45
会場:東京都立産業貿易センター(台東区)
講師:佐々木弘(認定トレーナー)
   内山知子(認定スーパバイザー)
詳しくはホームページ、または
下記までお問い合わせください。
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◆問い合わせメールアドレス
sasaki@simontonjapan.com
 
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◆執筆者プロフィール◆
佐々木 弘(ささきひろし)
サイモントン療法認定トレーナー
NPOサイモントン療法協会理事長
のぞみ鍼灸・こころセラピー 

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・趣味はダイビング、夢は世界中の海を潜ること
・毎朝のエネルギー補給は、自宅で雄大な富士山を
 眺めながら、しばし呼吸を楽しむこと 
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